忘れた頃にジョブカードの話です。


以前にジョブカードの話をブログに書いた。
いわゆる事業仕分けされた制度の話である。


リトル・ママも使っていたのであるが
事業仕分けでジョブカードが廃止になった。


個人的にはママたちの再就職支援には
とてもいい制度だったということを書いた。


いいところを書くと
ジョブカードを取ったママ（実際は若年層）は
再就職のための訓練を３ヶ月～６ヶ月程度
企業で行うことができ
その訓練の人件費は
行政がもってくれるということである。


企業にもママにも嬉しい。


そんでこの制度で削ればいいと思っていたのは


制度を導入するまでの
とてもとてもめんどくさいというか
意味があるとは到底思えない資料の数々と
その資料の内容ではなく
エクセルの幅が違うとか
この書き方はフォーマット通りではないとか
無意味なチェックをする人員たちである。


先日も１００枚は優に越える補助金の申請用紙を出してきた。


この制度であるが
【廃止】から【見直し】になったのである。



結果がころころ変わるのは個人的には好きでないが
※そのこともブログに書いた
まあいい制度だからいいかと思っていたが




見直されたところはどこか？




行政からの補助金が１／３くらいに減りました。
そして制度を導入するまでのめんどくさい資料の数々は変わらず。
したがってそれを作る人と無意味なチェックをする人は変わらず
である。



あくまでも森の私的見解であるが
いいところをなくし
無駄なところを残した感じ。



だったら廃止しようよ！である。



これまで利用者が多くなく
廃止に追い込まれたこの制度
今後誰が利用するのだろう？と思うが
とりあえずリトル・ママは利用しないであろう。


特に今は日本の危機的状況なので
今まで以上に少しでも無駄な税金は削り
復興支援に回って欲しいと思うものであるが



この悪循環は
ジョブカードだけこうなっていると信じたい。