政治家と経営者の違い

モリモリ(リトル・ママ)

2011年02月13日 23:32

いつも思うことである。
森は経営者である。


社員が増えてきて
それぞれの社員が望む会社になろうと思うと
経営者は決断スピードを早くしなければならない。


例えば、社員1人のときに社員がやりたい!
ということを月に1つ叶えるとすると
年に12回叶えることができる。


社員が24人になったら社員1人のやりたいことを
1ヶ月に1つ叶えるとすると
2年に1回である。



年に12回が2年に1回になると
社員にとっては会社は動いてくれないということになる。



したがって、社員が望む会社にするためには
人が増えるにつれ
経営者は決断を早くしなければならない。



つまり、社員が増えて理想の会社とは
会社は動いてくれないと言う会社よりも
ちょっとまた動くんですか!!
と思ってしまうような会社だと森は思います。



それから、基本的にパイオニアは反対の中から
出てくると思う。


それが新しくて斬新であればあるほど、である。


考えれば当たり前のことだが


【全員がいい】


と思うものはすでに新しくない。



ベンチャー企業という名前の
ベンチャーは冒険である。


冒険という意味は
yahoo辞書によると


危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。
成功するかどうか成否が確かでないことを、
あえてやってみること。


である。


冒険に全員賛成なんてことはあるはずないでしょ?


この冒険を行うか行わないか?
を決定するのが社長である。


もちろん、社長の中で「勝算」があるかを
判断しているのであるが。


社員が増えれば増えるほど
それぞれの考えがあるので
その判断を理解するのは難しくなる。



むしろ、判断を理解するより
結果を評価するべきであろう。



社長はその判断の全責任を負う義務があり
社員はその社長の判断に従う義務がある。
また、社長(会社)を選ぶ権利がある。



森はずっと経営者がいいと思っている。



そういう目線で見ると政治家が正しいか判断しかねる。



長は判断が早くないといけない。
何事も多数決で決めるということは新しいことはできない。
有権者(エンドユーザー)の意見を聞くのは必要だが
たまには反対でも押し通すことが必要だと思う。
そして、党首(社長)の言うことに
党員(社員)は従わなければならない。


もちろん、森は政治のプロではないので
わからない部分もたくさんあると思うが
そのすべてができていない
今の日本は大丈夫なのか?
と思えてしかたがない。

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